皆さんこんにちは。まいてぃです。
今回はプログラミングスクール「TECH::EXPERT」の評判について調べてみました。
TECH::EXPERTといえば、有名なプログラミングスクールである「TECH::CAMP」と同じく、株式会社divが運営しているプログラミングスクールの一つです。
それでは一体何がTECH::CAMPと違うのでしょうか。
フリーランスエンジニアのまいてぃが無料カウンセリングに参加し、徹底的にその内容を調査してきました。
Contents
TECH::EXPERTとはなにか?TECH::CAMPとの違いは?
TECH::EXPERTはTECH::CAMPと比較してもかなり実践向けのプログラミングスクールです。
TECH::CAMPはビジネスパーソン向けにプログラミングの教養を身につけてもらうことを主体としたプログラミングスクールのようですが、
TECH::EXPERTはかなり本格的なプロ志向のスクールで、プロのエンジニアになることを目的としたプログラミングスクールです。
そのため受講生のほとんど全員がエンジニアになりたい人のようです。
そのため、教養レベルではなく、業務実務レベルのプログラミングスキルを身に付けることができます。
そのために計600時間の授業を受けることになります。すごいですね。
まいてぃも7年ほど前に未経験で入社した会社で600時間のC言語研修を受けてエンジニアのスキルを身につけました。
600時間みっちりやればプログラミング実務の基本はある程度身につくと思います。
というかエンジニアになるにはそのくらいは最低でもやらないと、言葉は悪いですが正直プロのエンジニアとしては使い物にならないです。
僕も最初の頃は一個の関数を作るだけで一日かかっていたりしましたが、
今は当初作っていたような簡単な関数やコンポーネントなどは5分~2,30分もあれば作れてしまいます。
そのくらいエンジニアというのは積み上げが重要で、経験による実力差が分かれる世界です。
600時間というのは、プロのエンジニアになるための最低限度の学習時間と考えるのが良いでしょう。
TECH::EXPERTのカリキュラムは?
TECH::EXPERTのカリキュラムはTECH::CAMPと同様、オリジナル教材を用いた独自のカリキュラムとなっていて、
まつもとゆきひろさんの開発したプログラミング言語の「Ruby」でWEBサービスの開発を行うカリキュラムのようです。
しかしその内容はTECH::CAMPと比較してもかなり濃密なものになっており、本格的なエンジニア養成コースと言えます。
カリキュラムは「プログラミング学習」「アプリケーション開発応用」「最終成果物作成」の3段階に大別されるようで、その内訳は以下のようになるようです。
プログラミング学習
- プログラミング基礎
- Ruby
- HTML/CSSによる画面描画
- Ruby on Rails基礎
- オブジェクト指向
- データベース/MySQL
- Ruby on Railsを用いたアプリケーション受講
アプリケーション開発応用
- リーダブルコード
- GIT
- API
- SQL
- 非同期通信
- s3サーバ
- ネットワーク
- JavaScript/JQuery
- AWSサーバ
- unicorn/nginx
- saas/haml
最終成果物作成
- アジャイル
- 要件定義/テーブル設計
- 成果物作成
※全てカウンセリングで聞いた話で、公式の発表ではなく変わる可能性もございます
s3サーバやunicorn/nginxなど、僕でも聞きなれない言葉もいくつかあり、かなり濃密なコースであることに驚きました。
Rubyだけでなく、Railsや、HTML/CSS、JavaScript/JQuery、MySQLなどを学ばせるあたり、
インフラなどの周辺知識まで補いつつも、全体としてはWEBアプリケーションの開発に強いカリキュラムとなっているのだと思います。
プログラミングだけでなくGITでのファイル管理や、ネットワークにデータベースなどのインフラ構築、アジャイル開発など、本で学ぶのとは比較にならないくらい実践的な内容が詰め込まれています。
どれも実務で必須となる知識・スキルです。
この辺りをしっかり学習できれば、実務レベルの知識がつくのは間違いありません。
もちろんこれだけの知識を詰め込むのは大変だと思いますが、
ここを乗り越えれば「ブルマの作った宇宙船で重力100倍の修行を積んだ孫悟空」の気分が味わえることは間違いないでしょう。
MVC(モデル・ビュー・コントロール)アーキテクチャのWEBアプリケーション開発フレームワークであるRuby on Railsを学習できる点などかなり本格的ですね。
正直言って僕が受講したいくらいです笑
3つの学習スタイルと2つの進路コースが用意されている
TECH::EXPERTには短期集中スタイル、夜間休日スタイル、オンラインスタイルの3つの学習スタイルが用意されており、
どのコースを選んでも600時間の受講が必須となります。
短期集中コースは10週間(2ヶ月半)で600時間を終えるかなり濃密なコースとなっています。
一日10時間程度学習するコースのようです。
それに対し、夜間休日コースは半年かけて600時間を終えるコースで、
月当たり100時間の勉強時間となっているようです。
オンラインコースは主に地方の人などを対象としたコースのようですね。
この記事を書いている2019年3月現在、TECH::EXPERTの拠点は渋谷、心斎橋、名古屋の3校のようですから、
そこに通うのが難しい地域の人はオンラインコースを受講するか、
思い切ってマンションを借りるなりして短期集中コースに通い、コース受講後にそのまま東京で就職するような形になるようです。
自分に合ったコースを選択すると良いでしょう。
また、TECH::EXPERTには上記の期間別のコースとは別に、進路別のコースがあります。
進路別のコースには、転職コースと副業・フリーランスコースの2つがあります。
転職コースは更に「転職保証コース」と「転職活動コース」に分かれるようです。
どのコースに進めるかは、もちろん本人の希望もあると思いますが、カウンセリングで聞いた話では、TECH::EXPERTによる選考によって振り分けがなされるようです。
高水準のサービスを提供するために選考を実施しているようですね。
プロ志向のプログラミングスクールなので仕方ないですが、選考に上手く通過できれば全額返金保証のついた就職保証コースに進むこともできるようです。
これについては後で詳しく説明します。
気になる受講料は?
はい、高いです。正直言って僕もビックリしました。
価格はなんと598000円です。
ドンッ!!
ちなみにオンラインスタイルは498000円です。
24回までの分割もついているようです。
これを高いとみるか低いとみるかはその人次第ですよ。
これからその理由を解説していきます。
TECH::EXPERTの就職サポートとは?
TECH::EXPERTは企業と提携していて、圧巻の就職支援がついています。
転職コースのうち就職保証コースでは、プログラミング学習の受講完了後、6か月以内に就職できなければ受講料の全額が返金されます。
副業・フリーランスコースでは、案件獲得サポートがついていて、案件が獲得できなければ受講料の全額が返金されます。
詳しい返金の条件についてはHPを見てほしいのですが、価格が高いのは、就職すれば元を取れるということなんですね。
また、高いだけの充実した内容でもあります。
TECH::EXPERTではプログラミングだけでなく、ネットワークやサーバ構築、データベースなどのインフラや、
プログラミング一つ取ってもフロントエンドからサーバサイドまで学べるとのことですから、
非常に多くのことを学ぶことができます。
就職につながる多くのことを学べて、就職支援までついての価格だと考えると、
自己啓発への投資対象としては決して悪くはないでしょう。
まとめ
TECH::EXPERTはプロ志向のエンジニアスクールで、実地でしか学べない多くの知識の習得が可能なプログラミングスクールです。
受講料は少し高額に思いますが、24回までの分割も用意されていますし、
就職支援がついていて受講料の元が取りやすいため、
最短でエンジニアになりたい人や、本気でエンジニアになりたい人の自己投資対象としてオススメです。
自力でプログラミングを学べて就職までこなせる人というのは一握りだと思いますから、
TECH::EXPERTのようなプログラミングスクールの活用は良いことだと思います。
就職が一か月遅れるということは数十万円の損失となりますから、最短で利益を享受するためにはぜひ活用しましょう。